備忘録

1.六樹会テキストの整理について
2.非対称パソコンの Windows11 Version23H2 のアップグレードについて

1.六樹会テキストの整理について

5月6月の講座は、「EXCELの学習」です。講座に必要なテキストと関連ファイルを開放しますから、講座開始までにテキストの整理をお願いします。
3月末にWindows11等の環境変更があり4月のテキスト開放については紆余曲折がありましたが、今回試行錯誤の結果、瓢箪から駒ですかね、いずれのパソコンでも同じ操作で簡単にテキストの整理が出来ることが分かりました。今後のテキストの開放はこの方法で行いたいと思いますから、是非、操作方法をマスターしてテキストの整理を行ってください。
なお、操作方法が理解できず事前に準備ができない方は、講座開始までのご都合の良い日の朝10時にZOOMに入って下さい。ただし、講師の都合でZOOMが開けない日もありますが、講座当日は必ず開いてお待ちします。
よろしくお願いします。                            (令和6年5月1日)

  1. まず、ここをクリックしてください
  2. 表示された画面の中央下の「ダウンロード」ボタンをクリックしてZIPフォルダーをダウンロードします。(下図参照)
    パソコンとインターネット環境でダウンロード時間が異なりますが、気長になにも操作をせずにダウンロードが終わるのを待ちましょう。
  3. ダウンロードが終えば、「ダウンロード」ウィンドウの「ファイルを開く」をクリックします。(下図参照)
  4. 後はコピー&貼り付け操作です。(下図参照)
    表示されたフォルダーの上で右クリック ⇒ 「コピー」
    「ドキュメント」 ⇒ 「六樹会テキスト(令和5年度版)」 ⇒ 白い所で右クリッククリック ⇒ 「貼り付け」
    もし、操作途中で「ダウンロード」ウィンドウが消えた場合は、「ダウンロード」フォルダを開いて、コピー&貼り付け操作をしましょう。
  5. 一度、「ドキュメント」から開いてテキスト内容を確認をしましょう。
    いずれのテキストの構成は、テキストフォルダーの配下には各章のフォルダーとWordのテキストが格納されています。昨年度のテキストと同じであり、昨年度のテキストと見比べてみましょう。

2.非対称パソコンの Windows11 Version23H2 のアップグレードについて

令和5年11月5日

1昨年の秋のWindows11の開放に際してMicrosoft社は、インテル社のCoreシリーズのCPUの第8世代以降のパソコンのみを対象パソコンにし、第7世代以前のパソコンは非対称にしたところです。
昨年秋にバージョン22H2の大型アップデートがありましたが、今年も11月1日にバージョン23H2の開放がありました。

1昨年のWindows11の開放に際しては、令和3年度の「Windowsの基本操作」の講座で紹介した市販本に堂々とツールを作成すれば、Windows11非対称パソコンもWindows11へのアップグレードが可能である説明があり、講座環境の統一をはかるためにご自宅にお伺いをして整備させて頂いたところですが、少し考えが甘かったようです。非対称パソコンをWindows11に更改すれば、それ以降は対象パソコンと同様にアップグレードが受けることが出来ると考えていましたが、やはり対象パソコンと非対称パソコンでは、アップグレードの方法は異なります。今後の大型アップグレードでも同様かと思います。そして、昨年度は本操作手順により22H2にバージョンアップをして頂いたところです。本年度の23H2のバージョンアップは大きな機能追加もないところであり、22H2のままお使いになっても問題はないかと思っています。

Windows11非対称パソコンの23H2のアップグレードは、私のノートパソコンですでにアップグレードを終え、今後動作確認を進めますが、昨年の22H2と同じ操作で問題ないかと思っています。「Windowsの設定とアプリ」の講座は、来年4月を予定しており、3月ごろにアップグレードを行って頂くとよいでしょう。

Windows11のアップグレードは、基本的にはMicrosoft社が提供するWindows 11 インストール アシスタント」を使用して行いますが、アップグレード時に対象パソコンであるか否かを確認するアプリで使用するファイルを置き換えて、非対称パソコンもアップグレード出来るようにします。具体的には「appraiserres.dll」ファイルを0バイトの中身のない空っぽのファイルに置き換えます。操作はまさにファイル管理の操作そのものです。

本アップグレード方法については、次のWebサイトを参考にしました。
古い(非対応)PCにWindows11をインストールする方法 (aomei.jp)

Windows11 Version23H2の操作手順は次のとおりです。

  Ⅰ 準備作業
  Ⅱ Version23H2のISOファイルをダウンロード
  Ⅲ 非対称パソコンをアップグレードするために一つのファイルを置き換える
  Ⅳ 23H2 のISOファイルの実行
  ⅴ アップグレードの確認

Ⅰ 準備作業

1.ドキュメントに新たに作業用のフォルダーを作成する。
  フォルダー名は任意ですが、本説明では「Windows11(23H2)整備」としています。

2.「appraiserres.dll」をこちらからダウンロードを行います。
  ここをクリックすると右上にダウンロードウィンドウが表示されて、ダウンロードが終えると「ファイルを開く」が表示します。

3.ファイルを開いて、「appraiserres.dll」のファイル名の上で右クリック ⇒ コピー

4.<<名前を付けて保存>> ⇒ ドキュメント ⇒ 「Windows11(23H2)整備」 ⇒ 貼り付け

  

Ⅱ Version23H2のISOファイルをダウンロード

1.下記のUELをクリックして「Windows 11 インストール アシスタント」を起動
   https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11/

2.最後までスクロールして「ダウンロードを選択」欄で「Windows11(multi-edition ISO)」を選択して、「ダウンロード」ボタンをクリック

3.「製品の言語の選択」が表示されるので、「一つ選択」欄をクリックして「日本語」を選択して、「確認」ボタンをクリック

4.「ダウンロード」が表示されるので、「64-bit ダウンロード」をクリック

5.以降、右上の<<ダウンロード>>画面を注目。

パソコンの性能とインターネットの環境によりダウンロード時間が異なりますが、15分から30分必要です。気長に待ちましょう。

6.ダウンロードが終えれば下図が表示されます。青文字の「ファイルを開く」をクリックして、次項の「Ⅲ 非対称パソコンをアップグレードするために一つのファイルを置き換える」に進みます。

(注意)
5項以降で不要な操作を行うと<<ダウンロード>>画面が消えることがあります。
その時は、下図のアイコンをクリックすると表示されます。

 

Ⅲ 非対称パソコンをアップグレードするために一つのファイルを置き換える

1.ダウンロードが終えれば下図が表示されますから、全てのフォルダーとアプリを選択して右クリック ⇒ コピー

2.「ドキュメント」 ⇒ 「Windows11(23H2)整備」を開いて右クリック ⇒ 貼り付け

1及び2の操作の結果は、下図の通りです。

3.「appraiserres.dll」のファイルを選択して右クリック ⇒ コピー

4.「sources」のフォルダーをダブルクリックで開いて右クリック ⇒ 貼り付け

5.下図が表示されれば「ファイルを置き換える」をクリック

 

Ⅳ 23H2 のISOファイルの実行

1.改めてドキュメントから「Windows11(23H2)整備」フォルダーを開く

2.フォルダー表示されたら「Setup」をダブルクリックして実行します。

以降の説明は「https://www.pasoble.jp/windows/11/version-update-22H2.html」サイトの説明を借用しました。
非常に詳しく書かれていますが、下図のダブルクリックの操作は上記1項の操作であり、一部読み替えが必要です。22H2を23H2と読み替えてください。

ISOファイルでバージョンアップデート

 3.「ユーザーアカウント制御」警告が表示されたら「はい」をクリックします。 

ユーザーアカウント制御の警告の確認

4.「Windows セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」をクリックします。 

 この操作が重要です。そして、5項の画面の通り設定をしましょう。

Windows11 のバージョンアップデートの更新に関する設定

 5.「更新プログラム、ドライバー、オプション機能の入手」が表示されたら、
修復する目的なので「今は実行しない」を選択し「次へ」をクリックします。「PCをチェックしています」などが表示されるのでそのまま待ちます。

バージョンアップデートで他の更新をしない

6.「ライセンス条項」が表示されるので「同意する」をクリックします。

ライセンス条項、同意するをクリック

 7.「インストールに必要な作業を確認しています」と表示されたら、そのまま待ちます。

インストールに必要な作業の確認

8.「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」と表示されていることをが確認できたら、「インストール」をクリックします。

バージョンアップデートの開始

9.「Windows 11 をインストールしています」と表示されます。

パソコンの性能とインターネットの環境により処理時間は異なりますが、1時間から2時間後にいつものデスクトップ画面が表示されますから、気長に待ちましょう。

また、以下の説明は借用したWebサイトの説明であり、非常に詳しく説明されていますが、受講生の皆さんのパソコンでは操作は必要がないところです。

10. 最終の準備が終了すると、「間もなくPCが再起動されます」とメッセージが表示され、暫くすると再起動します。

バージョンアップデートの最終準備の終了

 11. 再起動後、起動画面の後に「更新プログラムを構成しています」と表示されるので、そのまま待ちます。

  • パソコンの環境によって、かなり時間がかかる場合もあります。
  • インストールの進行状況や、メッセージが表示され、
  • 数回自動で再起動する場合もあります。
  • 画面で止まっているように感じても、明らかに問題がある以外は「強制終了」しないでください。
バージョンアップデートのプログラムの構成

12. バージョンアップデートが問題なく進めば、サインイン画面が表示されるのでサインインします。

バージョンアップデート後のサインイン

 13. 22H2 バージョンアップデートの最終構成が始まるので、そのまま待ちます。

  • 「これには数分かかる場合があります。」と表示され、別のメッセージが表示された後に、「もう少しで完了です」と表示さるので暫くそのまま待ちます。
  • 環境により自動で再起動する場合もあります。また、なかなか進まないからと言って、強制終了するようなことはやめてください。
  • ホーム画面が表示されれば、バージョンアップデートの完了です。
バージョンアップデートの完了

ⅴ アップグレードの確認

アップグレードが正常に終えているかを<<設定>> ⇒ 「システム」 ⇒ 「バージョン情報」で確認をしましょう。